好きな映画やアート、ねこなどの彩々(いろいろ)を、おちゃのこさいさいっと綴っていこうかと。
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もくもく会の宴

またまた雪のつもった日曜日、拙宅“遊亭(ゆうてい)”にて
友人5人でつくった“もくもく会”の遅い新年会を開きました。

用意した鍋は綺麗に空になり、
購入または持参してくれたお酒もすべて飲み干しつつ
まるで、国際会議で多国籍語が飛び交うような
マシンガントークの応酬。

いやいや、楽しい宴でございました。
もくもく会のみんな、よりによって雪ふる滋賀まで来てもらってありがとう!
このメンバーに出会えた事、本当にラッキーだったと思います。
これからもよろしくね。

| 日常 | 22:16 | comments(6) | trackbacks(0) |
丁寧に生活を営むということ **映画「めがね」**


映画「めがね」のもたいまさこさん演ずる、さくらさん。
ああ、さくらさんの氷あずきが食べたい!
この映画で、もたいまさこさんは
なんとなくお地蔵様=神様のような存在感のある、
とても素敵なキャラクターを演じられてます。

「かもめ食堂」も「めがね」も
登場人物に関する具体的なエピソード等は、あえて説明されていません。
なので、見る人によって(その人のその時の状況によって)
ああ、そういう事ってあるよね、とか
ああ、そういうの、いいよねえ、とか
色々に感じられたり、共鳴できたりする映画になっていると思います。

そして、もう一つのキーワードが、
おいしそうな「ご飯」と
とても丁寧に、きちんと食事をするシーンの数々。
これが、たいへん気持ちがいいのです。
きちんと、生活を営むってことは
こういう事なのかもしれない、と
すこんと心に落ちてきます。

きちんと生活を営むことって、実はとても難しい。
忙しいと、ついつい“雑に”流してしまいます。
そして、それに気がついた時
粗い生活してるなあ、どっとヘコんでしまう事も。

で、それを一番簡単に立て直すのが、
丁寧にご飯を作って、きちんと食べる、ってことかもしれないな、と。
ちょっとだけ、いつもより丁寧にダシをとるとか、
好きな器にきれいに盛り付けてみるとか、
ほんの1品増やすだけでもいい。

簡単だけど、とても大切。
簡単だからこそ、丁寧に。

明日からは、昨日よりちょっとだけ丁寧に、背筋を伸ばして生きたいなあ、と
とても素直に思える、そんな素敵な映画です。

JUGEMテーマ:アート・デザイン

| 映画・舞台 | 08:42 | comments(9) | trackbacks(0) |
鹿男


最近結構楽しみに見ているドラマが、鹿男あをによしです。

主演の玉木君は、のだめの時もそうだったのですが
コメディーが本当に上手い俳優さんです。
ストーリーも、かなり奇妙なお話なのですが
なかなか面白く、毎週楽しみにしています。

で、その中でも特にツボな部分が、
エンドロールの、壮大な音楽をバックに
大群の鹿が駆けてくる映像!
なんでかしらんのですが、あれを見ると
血湧き肉踊る気分になります。
あのエンドロールを見るためにドラマを見てるのか?
と思えるほど。爽快です。

鹿って、ぱっちり黒目でかわいい顔をしてるんだけど
意外とデカくて、イマイチ何考えてるか読めない所が
ちょびっと恐いトコありませんか?
ドラマでは、それがいい味を出しているなあーと思います。

そして、鹿とはまったく関係ないのですが。。
なんと猫ネコ英語のこてちさんが
こんな素敵な夢の共演を演出してくださいましたーーー!
きしくも、本日バレンタインデーは、ひなちゃんがこてち家へやってきた
記念日なんだとか!本物の姫の麗しさ、ぜひ御覧ください♪

| ツボ | 07:40 | comments(11) | trackbacks(0) |
浮世猫絵 雪見窓


いやー、昨日は久しぶりにしっかり雪が降りつもりました。
予定していた外出を取り止め、ゆっくり読書三昧の日に変更。
寒がりのさいころりんですが、
外出しなくてよい雪は大好きなのです。
あの、普段とは違う静けさと、雪明かりがとても良い心地。
で、唐突に制作スイッチがON!
ごそごそと紙を出したり、いろいろ脱線しながら
ちょこちょことお絵描きをいたしました。

先日の個展で、旧知の方々皆さんから言われた一言。
“うわー、全然違うやん!(でもこれも中々おもろいなー)”
以前十数年間、個人的に銅版画をやっており
1年に一回グループ展やら個展やらをしておりまして
その時の作品と違う!ということだったのです。

銅版画は、今でも大好きで、可能ならまたやりたいのですが
諸事情により、現在はできない状態。
前にも書いた通り、その後まったくといっていい程
個人的に作品を作っていない状態からの脱却のため
このブログをはじめました。

銅版画時代(?)は美大生だった時とは比べ物にならない程
制作する数カ月間は、まさにすべてを注いでいました。
楽しいけれど、とても辛い思いもてんこもり(笑)
ごっつ肩に力が入って、必死のぱっち!の時期でした。
なんとかいい作品を作りたい=人に認めてもらいたい
というのが最大の望みであり、苦悩の源だったと思います。

今こうしてブログでちょこちょこ作品をアップしているのは
あの時とはいろいろな事が違っています。
いい意味で、気楽で自由な感じで描いてるんですよね。
でも、それはどちらが正しいとかではなくて、
それぞれの時期に、そのカタチが必要だったのだなあと思っています。

銅版画でできること、浮世猫絵でできること、
展覧会でできること、ブログでできること。。。
これからも、どんどん変化していくかもしれませんが
とにかくずっと何かを描いていきたいなー、などと
つらつら考え事もした、雪の一日でした。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
で、早速“ブログでしかできない”こんな企画を発見!

アリス部
妄想好きのさいころりんには、ぴったりの部活かと(^^)
アリス、子供の時に読んだきりなので、再読してみようと思ってます。

| 浮世猫絵 | 07:30 | comments(10) | trackbacks(0) |
音楽という魔法

つねづね、音楽を奏でられる人って
すごいなー、うらやましいなーって思います。
特にその中でも、一番感銘を受けるのが、ピアニストの方々。
なにか、奏者の内から指を通して“音楽をつむぎだす”ように
感じられるからかもしれません。
神様からピアノを弾く事をさだめられた、という感じもして
ちょっと特別な才能のように思えるのです。

ゆえに、好きなアーティストは自然とピアノ引きの方が多いです。
(矢野顕子さん、綾戸智恵さんなどなど)

昨今の“のだめ”ブームの影響か(マンガもドラマも大好き♪)
個展作品作成中は、もっぱらクラシックを聞きつつ作業しておりました。
クラシックって、一番絵を描く時に邪魔にならず、
音楽を楽しみつつ、すごく集中力が増す気がします。


で、クラシックつながりで、またまたプチイベントの御紹介ラッキー

PAOさんのお客さんでもある、うら若き!女性音楽家・えりちゃんが
京都で音楽会を開催されます。
◆音楽会
◆とき:2008年3月22日(土)
◆17;30開場 18:00開演
◆ところ:京都文花博物館・別館ホール
◆入場料:1,000円(当日:1,200円)

お問合せ等は、こちらまで。
PAO店内にチラシがありますので、よろしければお立寄りください。
春のおとずれとともに、
なつかしい日本の歌から華やかなオペラまで
ちょっぴり特別な時間を過ごしてみませんか?

星追伸星
何名かの方は、もう御覧いただいていたみたいで
本人、ビックリしているのですが。。
リンクの欄の一番下にこっそりのせている
彩々庵というサイト、
実はさいころりんのもう一つのブログなのです。
浮世猫絵とはまた違った、パッケージやDM、テキスタイルのデザインなど
お仕事関係のものをアップしていっています。
お時間ある時にでも、また覗いていただければうれしいです(^^)

| イベント | 07:30 | comments(4) | trackbacks(0) |
浮世猫絵展 in PAO アルバム
やっとこさ、個展風景のアップにこぎつけました。
(本当は1月中にしたかったのですが。。なさけなや)
ちょっと長いですが、よろしかったらおつき合い下さい。


PAOショップの入り口。
お正月の香りがほんのりのこったかわいいお花と
カウンターの上の浮世猫絵展の案内額。


展示した作品の全景。
不思議なほど、作品がお店にしっくりとはまり、うれしかったです。



ハガキサイズの作品たち。
小さな作品を、たくさん並べてみたかったのと、
壁にかけるためには、あまり重たい額はNGだったという
理想と実用がバッチリ兼ね合った展示になりました。

香港の若旦那と、蹴鞠皇子

浮世猫絵の原点!見返りオババマシンガントークの女子2名


ぱお屋の内儀さんと番頭さんに、華やかな花魁粋な翁
正義の親分定番の悪者を隣合わせに(^^)。


ハガキよりひとまわり大きなサイズのもののけの森と、お隣には釣りを。
中央にはどん!とおめでたい旭 元船乗初を据えました。
キュートなひな姫と、粋な観音坂の姐さん
日のある時間帯には、窓からさんさんと入ってくる優しい自然光が
作品を照らしてくれました。

薄い和紙に、リキテックスを薄く塗り、ちぎってベースの和紙に
張り付け、その上に墨で描画した作品たち。

左からねこじゃねこじゃぼてふり
わずかに入れた金粉が、見る角度によって光ります。

いただいた差し入れの一部を御紹介。

薔薇とスイーツまみれの、ニャントワネットな毎日(笑)。
友人の力作!のフェルトのばんにゃい猫さん。
とてもラブリーで、pao店内にもぴったりだった缶入りチョコレート。

そして!なんと香港のあの方!からの指令で、かのねずみ御殿よりアイドル・み○ー様が!
(大人の事情で、覆面で出場)
み:ちょっとー!なんで私だけ覆面なのよ!失礼しちゃうわ!
誰だと思ってンのかしら!チュー!!

さ:スイマセン、なんかねーややこしくて。。でも
お会いできて感激でした!なんか、某番組に登場する
げいのーじんになったような気分でございました。ありがとうございました!

み:そんなことより!ここ、猫の絵だらけじゃないの!
なーんか気分悪いと思ったら、アイドルに対してなんて仕打ちなの!?
許さないでチュー!!!

さ:申し訳ありませぬーー!ちょっとの間ガマンしてくらさいませーー。
などと、たんまり遊ばせて頂きました。さくらちゃん、ありがとうー!

長々とおつきあいいただき、お疲れさまでした。
個展を御覧いただけなかった方々に
ほんの少しでも、こんなんやったのねー、と
感じていただけたなら幸いです。
へたれ写真はどうかお許しを。
美しい写真のレポートは、どうかコチラ↓を御覧下さいませ!
点猫ブログのばんさんのレポート

このアルバム、本当はさいころりん本人が
時々見返しては、楽しかったなーでへへーと
追体験する用ってのが、一番大きいかもですたらーっ

とにもかくにも!
浮世猫絵展を御覧いただいた皆様、
“場”を提供くださったPAO様、
そして、このブログを見てくださっている皆様、
本当に本当にありがとうございました!
次回はいつ、とは確約できないのが心苦しいのですが、
なんらかのカタチで繋げていきたいと考えております。
その時まで、マイペースですが頑張っていきたいと思います。


| 浮世猫絵展 2008 | 07:05 | comments(12) | trackbacks(0) |
浮世猫絵 雪


なんだか全国的に雪模様の日曜日になりそうですね。
本当は、雪の日に雪のネタってのは野暮なんですが。。

出展最後の作品です。
そぼ降る雪のなか、頭巾を巻いて、いそいそとお出かけのお姐さん。
ぼてふりねこじゃねこじゃと同じ手法で表現しています。
雪の表現に、パール入りの白のリキテックス(絵の具)を使っています。
この画像だとわかりにくいのですが、
幽かに光ってみえる白が、雪、を感じていただける作品になっているかと思います。

寒い一日になりそうです。
皆様、あったかくしてお過ごしくださいね。


| 浮世猫絵 | 07:09 | comments(4) | trackbacks(0) |

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